医院での窓口日計表の書き方!

クリニックでは日々の窓口の入金分を窓口日計表に記入していきます。そしてまとめたものを窓口月計表に記載します。
今回は窓口日計表と窓口月計表についてその書き方などを解説します。

窓口日計表とは?

窓口日計表とは、患者から受け取る一部負担金など窓口で受け取る収入について1日毎にまとめる集計表のことです。

レセコンから出力できない場合は手書きで作成する必要があります。

窓口日計表の金額は最終的に窓口月計表に転記することにより月毎の収入を把握することができます。

重要

窓口日計表に記載された1日の合計金額を普通預金口座へそのまま入金し、入金金額と日計表の金額が合うようにしておくことが重要です。

また日計表の金額と窓口の現金を合わせるようにしておき、クレジットカードでの支払いや未収の患者さんがいる場合など合わない場合はその原因を特定しておきます。その上で未収分についてはきちんと管理しておかなければなりません。

窓口日計表の書き方とは?

医院や歯科医院で初めて働くスタッフや開業されたばかりの先生は書き方がわからないと思いますので、下記に具体的な記入の仕方について解説します。

※保険証を持参しない場合は自費収入となります。
 この場合、後日差額を返金するときの処理は気をつける必要があります。

上記のように社保と国保、自費収入などを区分ごとに分けて記載し、薬の容器代などそのほかの収入があった場合にはその他に記入しておきます。

また未収分などがあった場合には備考欄に忘れず記入しておく必要があります。

重要

1日の収入の合計額がレジの金額と一致するか必ず確認しておきます。

そしてその金額をそのまま普通用金の口座へ毎日入金するようにします。

保険証を持参しない場合の窓口日計表の記入

保険証を持参しない場合の窓口日計表の記入は下記のようにします。
わかりやすいように一旦自費に記入した分を取消し、新たに「前回分」として正しい金額を社保や国保など正しい欄に記入します。

窓口月計表の書き方とは?

窓口月計表は窓口日計表の合計額を1日毎に転記し、月毎にまとめたものです。
具体的には窓口日計表から下記のように転記します。

重要

総合計の金額が普通預金口座に入金した1ヶ月分の金額の合計額と一致するように必ず確認することが重要です。

まとめ

今回はクリニックで作成する必要がある窓口日計表と窓口月計表について解説しました。

窓口の現金や普通預金口座の金額が合わないことがないよう日頃からきっちり処理しおくことを心がけておきましょう。